ネットで出会いを探すツールとして利用される「恋活アプリ」と「出会い系サイト」。『出会いを提供する』というサービス内容はほぼ同じですが、その違いは大きく分けて4つあります。
- 利用目的
- 安全性(サクラや業者の有無)
- アクティブユーザー数
- 課金の違い
1.利用目的は「真面目なお付き合い」か「軽い遊びや暇つぶし」
一番の違いは利用目的です。
恋活アプリは、文字通り「恋活」をするために利用されています。男女ともに恋人を探している人達が圧倒的に多く、彼氏・彼女を真剣に探すために使われています。
一方、出会い系は軽い遊び(ヤリモク・セフレ)や暇つぶしを目的にしている人が多いです。既婚者が出会いを求めて使うこともありますから、「彼氏が欲しい」という目的で出会い系サイトを使っている女性は少数派です。セフレが欲しいという方なら、出会い系サイトを利用した方がよいでしょう。
2.女性に人気の「安全性」
恋活アプリは、出会い系サイトと比べて悪質なユーザーの監視を厳しくやっています。
身分証明書を写メで撮影して運営側に送るまではメッセージを送れません。年齢を偽ったり架空の人物が紛れ込まないように、24時間体制で監視しています。
Facebookでのログインを必須としているPairsやMatchbookなどは、友達が一定人数以上いなければ登録できないようになっています。
3.恋活アプリはアクティブユーザーが多い
恋活アプリはアクティブユーザー(実際に利用しているユーザー)が多いです。
出会い系サイトは、入会したものの翌日からはログインしないユーザーが多い傾向があります。「彼氏・彼女が欲しい」と思って登録した人は、出会い系サイトの特色と自分の目的が離れているのでしょう。
恋活アプリはカジュアルなイメージで運営されており、「まずはランチだけでも」という感じでデートしている人も多いです。
※出会い系サイトの中には「累計1000万人」とアピールして所もありますが、半分程度はマルチビジネス業者や性風俗関係の業者が紛れています。登録している人から恋人候補を探そうとしてもかなり難しいです。
4.メール課金か月額課金か
恋活アプリはほぼ全てが「月額課金」です。気になるユーザーへの「いいね!」をしたり、メッセージ送信するためにポイントを購入する必要がないアプリが多いです。
出会い系サイトは「メール課金」という方式を取っていることが多いです。『メールを送信するのにポイントが必要』という仕組みで、メールを送ってポイントを使いきったら随時購入していきます。サクラを使ってユーザーを引っ張る『出会えない系サイト』はほぼ100%がメール課金です。